メガネ・サングラスの選び方やブランドを紹介!眼鏡のある生活でプライベートも仕事も充実!

日本産、外国産のメガネはどう違うの?一見おしゃれでもここが違う!!

 

日本産のメガネは世界トップレベルの品質。というのはアイウェア好きのおしゃれさんには知られた話です。しかし現在日本では価格競争から、中国や韓国といった海外で作られたメガネやサングラスも多く売られています。デザイン性が高ければ一見見劣りしない外国産のアイウェアと日本産のアイウェア。どういったところが違うのでしょうか。

日本産のメガネといえば、福井県鯖江市


一般的に日本産のメガネ、サングラスというと、フレーム部分について語られています。日本産では、福井県鯖江市で作られたフレームが有名です。鯖江市産のフレームのなかでもチタン製のものは、さびに強く、軽く、金属アレルギーが起こりづらいといわれています。

チタンは難削剤、ともよばれ、削る、曲げるなどの加工が難しい素材です。そのチタンを細かく削る、曲げるといった工程が必須なメガネのフレームに用いた、という職人魂が福井県鯖江市をメガネの街、として世界的に有名にした、といっても過言ではありません。

その後も、福井県鯖江市では掛け心地や耐久性などを追求し、ノーズパッドやツルの改良を行ったり、デザイン性の高いおしゃれなメガネフレームを手作業で製品化できる職人を育てたりと、街ぐるみでメガネを真摯に作っています。

その結果、チタンだけではなく、アセテートやセルロイド、サンコバルトといった軽量で繊細な素材を使った製品やブランドを次々生み出し、日本国内のシェア9割以上をまかなうようになりました。職人の手により、緻密な計算と愛情を持って作り上げられるフレームは日本国内だけでなく世界一といわれ、高級なアイウェアの代名詞ともなっています。

いっぽう、インポート品、外国産ではどういった特徴があるのでしょうか

 

どんな国のメガネが売られているの?

 

インポートのメガネやサングラスというと、イタリア、フランス、ドイツ、北欧などのヨーロッパやアメリカなどの高級ブランドのものが知られています。イタリアやドイツには、日本でいうと鯖江市のようなメガネの町もあります。高級なインポート品というと、製造もその国で行っているように思われがちですが、こうした欧米の高級ブランドの中には、日本の「モノづくり力」を頼って、製造や材料の調達は日本で行っているブランドも少なくありません。

そうしたなか、日本国内のメガネ市場では一律プライスのチェーン店が台頭したことなどにより中国や韓国といった国から輸入、販売することも珍しくなくなりました。

 

中国産や韓国産メガネ、サングラスの秘密

 

一口に中国産、韓国産のアイウェアといっても、全ての工程が現地で行われている、というメガネ、サングラスばかりではありません。また、国によって加工を得意とする素材に違いもあるようです。中国では、プレスで大量生産できるメタルや成形樹脂、韓国ではウルテムとよばれる新素材が得意とされています。

比較的安価な外国産メガネには、ほかにどういったパターンの製造過程、メリット、デメリットがあるのでしょうか。

デザインだけ日本

日本の企業がメガネやサングラスのデザインを起こし、材料の調達、フレームづくりは現地の下請け工場が行っているというもの。

メリットは価格が安いということ。一見おしゃれでデザイン性も優れています。しかし、耐久性が低く、長時間使用していると疲れてしまう、掛け心地が悪いという印象を持つ人も少なくありません。短期間、短時間だけ着用するなら、構わないという人もいるでしょう。

 

日本企業がデザイン、材料調達、品質管理まで行うもの

日本企業やメーカーが現地のフレーム工場に製造を委託するものの、商品の品質の大部分を担ったもの。

今日本に入ってきている中国産、韓国産のアイウェアのほとんどが、この工程で作られているでしょう。日本のメガネ職人が手作業で作ったものと比べれば、掛け心地や耐久性はおちるものの、見た目には遜色がなく、いかにも安いものをかけているな、という印象にはならないはずです。

また国内の機械で生産されるフレームも同じ工程で作られていることがほとんどなので、一見価格の面以外ではほとんど差がありません。

日本の企業が外国の工場で作っているもの

こちらは、工場の土地代、人件費のコストカットのため外国に工場を構えているだけであって、メーカーの名を掲げて世に出せるものを生産しています。

こちらも手作業で作られる日本産のフレームに比べれば、気になる点があるかもしれませんが、日本のメーカーがすべてを管理しているため、デザイン性、耐久性、掛け心地などでも引けを取らず、価格も抑えられています。

メガネ、サングラスが欲しい理由やTPOを考えよう

外国産だから、といって高級な国内産のメガネ、サングラスに比べて、すべての面が劣る、ということでなく、コストを抑えようとするならば、何を重視して選ぶかがポイントです。

洋服もファストファッションが主流となっている現在、コーディネートを毎日変えるようにメガネもファッションにあわせて変えたい。という人には比較的安価な、外国産アイウェアもよいでしょう。

細部まで思考を凝らした、日本産のアイウェア、名を知られたインポート品、手ごろで日々のおしゃれの一部として着用できる外国産。自分がアイウェアを手に入れたい理由やメガネサングラスを使う場面にあわせて選びましょう。

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