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かける人にとってプラスになるメガネづくりを:OWL PRODUCTデザイナーインタビュー 1

メガネ業界で活躍するOWL PRODUCTデザイナー、鈴木さんにインタビューをしました。

今回は、主にメガネのモノづくりの現状や、生産の現場について取材してきました!

OWL PRODUCT プロフィール

1999年5月に原宿にてサングラスブランドとしてデビュー

さまざまなアパレルブランドと積極的にサングラスのコラボレートをして知名度を上げる

当時オプティシァンロイドに師事を受け、2006年にオプティカルラインをスタート

2012年オフィスを目黒に移転し現在に至る

 

OWL PRODUCTのメガネ作り

—OWL PRODUCTさんは生産の8割を海外にされています。OWL PRODUCTさんが考える、海外産メガネのメリットを教えてください

まず、生産を海外で行う理由は、単純にコストパフォーマンス面が大きいです。為替の問題もありますが、国産のメガネフレームに比べて、コストを抑えられます。浮いたコストをこだわった生地のケース作りに回すことも可能です。

OWL PRODUCTこだわりのオリジナル生地を使ったケース

私たちのメガネフレームやサングラスは1万円台から2万円台がメインですが、国産にするだけで価格が跳ね上がります。

私たちは、多くのいろいろな立場の方たちに、OWL PRODUCTのメガネやサングラスを使っていただきたいと考えています。そのため、品質を維持しながら、コストをできるだけ抑えられるよう努力しているんです。

さまざまな人の好みに対応できるカラーバリエーション

それから納期が遅れることは、ほぼありません。もちろん、各工場により質はまちまちなのですが、現在、我々が取引している工場は、アイデアも豊富ですごく真面目。

 

ある部分においては日本の眼鏡づくりに追いついてるところもある。

 

また、日本のメガネユーザーは、品質に非常に厳しいところがありますが、正直、海外産のアセテートフレームと国産のアセテートフレームでは、仕上がりが大きく変わらない気がします。

ここ10年くらいで海外、特にアジアのメガネづくりは大きく進歩していて、確実に差が無くなっています。今では日本と大きく差がないだけでなく、日本より上回っている部分もあるのではないかと感じるくらいです。

また、OWL PRODUCTが使用している、イタリア産のメガネ生地で有名なマツケリー社の工場も海外にあります。このマツケリー社のアセテート生地が海外でも使えることは非常に大きいですね。

 

国産の理由は職人さんの技術と細かい仕上げ!

—国内で生産しているメガネにはどういったこだわりがあるのでしょうか?

OWL PRODUCTの国内産メガネは、セルロイド製のフレームが主なんですが、海外にはセルロイド素材の持ち出しができないのです。また、艶出しで大きく差が出るセルロイドフレームは「やっぱり日本じゃないと」感じます。

細かい艶出しの仕上げは、日本の職人さんってすごく上手だし、こだわり方が尋常じゃないんですよね。まさに職人技です。

さらに、日本でプラスチックフレームをつくるときは、仕上げにオイルコーティングをするんですが、海外ではそれを省くことが多いらしいです。 こうした点からセルロイドフレームは国内産にかぎると感じています。

 

チタンの純度と強度が違う

 

あと海外産のチタンは他の金属を混ぜていることが多いため、強度が落ちると聞いてます。

とはいえ、もともとチタン自体が相当な強度を誇っているため、使用時に問題があるレベルではないと思います。合金よりも軽く、強度は確実に高いです。

もちろん、チタンの純度をリクエストできるでしょうし、海外でチタン製のメガネを作ることは可能です。しかし、私たちのこだわりとして、日本でつくるチタンフレームと海外でつくるチタンフレームでは強度に差が出るような気がしてしまうんです。

やはり国内産メガネには圧倒的な信頼を寄せられるんです。

OWL PRODUCTのメガネは著名人にも愛用者が多い

編集後記:OWL PRODUCTは顧客利益を考え、生産地を調整するブランド

OWL PRODUCTでは、圧倒的な技術とこだわりの強さを持つ国内生産と、国内産にも引けを取らない海外生産を、フレームの素材によって使い分けています。

信頼できる海外工場との取引きや関係の構築によって、コストパフォーマンスをあげ、国内の職人にしかできない技術は国内産にこだわる、柔軟ながらポリシーの強さが見えてきました。

それもOWL PRODUCTのメガネをかける人を思ってのこと。質と比較して安価なメガネフレームや、心くすぐられる、おしゃれな小物を生み出すことにつながっています。

安心して愛用できる、心温まるメガネ作りをされていると、いっそうOWL PRODUCTのファンになりました!

—OWL PRODUCT:鈴木さん、本日はお忙しいところ誠にありがとうございました!

にこやかにインタビューに応じるOWL PRODUCT鈴木さん。

とても気さくで優しい人でした!!

 

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OWL PRODUCT公式サイト

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