メガネをファッションとしてもっと楽しみたいなら、ヴィンテージメガネにトライしてみませんか?他のメガネとは違うデザインやこだわりを感じることができますよ。
今回はそんなヴィンテージメガネの魅力について詳しくご紹介していきます。
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「ヴィンテージ」という言葉のそもそもの意味をご存知ですか?古くて価値が高い、完成度が高いという意味を持っており、ヴィンテージメガネにはその名の通り、古きよきこだわりがたっぷりと詰まった完成度の高いアイウェアがたくさんそろっています。
メガネの世界でヴィンテージメガネといえば、主に1950~1980年代前後に作られていたもののことをいいます。しかし最近では1990年代前後のものもヴィンテージとして取り扱っているショップもあり、ヴィンテージの幅はどんどん広がり続けているようです。ちなみにそれより前の1950年代以前に作られたものはアンティークメガネと呼ばれ区別されています。
「古いものは苦手…」と思っている人もいるかもしれませんが、実はヴィンテージメガネのほとんどは未使用品のデッドストック。使用されている素材の質が高くのに加え、高い技術で作られています。劣化や腐食もないため、初心者さんでも安心して使うことができますよ。
また、お店では顔や鼻の高さに合わせてノーズパッドやテンプルの調整も可能なので、ヴィンテージメガネといえどもほとんど新品のメガネと同じような感覚で楽しむことができるんです。
ヴィンテージメガネの最大の魅力はなんといっても、一点もののメガネが手に入るということ。現在のように機械による大量生産が定着していない時代に作られているため、そもそも同じデザインのメガネが市場にあまり出回っていません。周りの人と被ることなく自分だけのメガネを楽しむことができるんです。
ヴィンテージメガネが作られていた1960年代前後は、ちょうどファッション界に大きなムーヴメントが起こっていた時期。ファッションから波及して、メガネにもそれまでにはない華やかデコラティブなデザインが施されるようになりました。
特にアメリカやドイツのデザイナーたちがメガネのデザインに注目し、新しいデザインを次々と提案。機能性や無駄のないスタイリッシュなデザインが主流となっている現代のメガネとは一味違う、個性的なデザインのメガネが豊富にそろっているんです。
こだわりを持って作られているヴィンテージメガネは、上質な素材や高い技術で作られているものがほとんど。現在の日本では作られていないセルロイドを使用したメガネフレームなど、独自のこだわりを持ったクオリティの高さが感じられるメガネを手にすることができるのは、メガネ好きには心くすぐるポイントですよね。
ヴィンテージメガネはただ古いメガネではありません。どれもブランドとしての価値を持っていたり希少性が高かったりと、プロの目によって現在でも十分に高い価値があるとして選ばれています。中には10万円を超える高価なメガネもあるなど、時間が経過したからといって今後もその価値は下がる心配はありません。
1835年に創業したアメリカの老舗メーカー「Bausch&Lomb(ボシュロム)」社は、その後「RayBan(レイバン)」を生み出しアメリカの三大メガネメーカーのひとつに。オーソドックスなデザインながら高いクオリティを持つフレームを次々に生み出し、現在もヴィンテージメガネとして世界中の愛好家に親しまれています。
1970~1980年代に日本で人気を得たブランド「Ivy Leaguers(アイビーリーガーズ)」。1970年代にアメリカで流行したアイビーファッションのテイストを用いたメガネフレームを作っていました。トラッド感のあるそのデザインは、今流行のファッションをセンス良くまとめてくれます。
希少性の高いヴィンテージメガネはファッションにこだわりを持つ方にぴったり!とっておきのヴィンテージメガネを手に入れて、自分だけの個性を演出してみませんか?