アイウェア業界で個性を放つアイウェアアクセサリーブランドCAKERU CAKERU(カケル カケル)。
今回はCAKERU CAKERU(カケル カケル)のお二人に、女性とアイウェアの楽しみ方について語っていただきました!
目次
”メガネやサングラスがもっと楽しくなればいいな”という思いから、メガネが大好きな女性、スミスさんとエリコスさんで2016年にスタートしたアイウェアアクセサリーブランド。
女性目線・二面性(多面性)・再生 をコンセプトにメガネを”kakeru(掛ける)”ジュエリーや、メガネが”fukeru(拭ける)”ハンカチなど、Made In Japanにこだわり、アイウェアが主語になるジュエリーや雑貨を企画、デザイン、製造、販売しています。
スミス プロフィール
大手化粧品ブランドの映像や、ミュージシャンのCDジャケット・広告等のデザイン・アートディレクションを手がけてきた
エリコス プロフィール
2002年にアイウェア業界に入り、路面店・インショップ・眼科・メーカーなどを経て、様々な立場・角度で業界に携わっている
ーおふたりがブランドをはじめられたきっかけはなんですか?
エリコスさん
2012年のアイウェア業界の集まりで出会ったのがキッカケですね。
その会には、様々な業種の方々がいたのですが、女性がすごく少なかったので、すぐにみんな仲良くなり、アイウェアについて女性目線で真剣に話をするようになりました。
その中でもよりやりたいことが似ていた二人で実現に受けて準備し2016年3月21日にブランドをスタートさせました。
ースミスさんとエリコスさんのネーミングはどのようないきさつですか
スミスさん
もともと私は名前の中に『スミ』というワードがあり、あだ名が”スミス”だったんです。
エリコスさん
そうそう、それで私もどうしようってなった時に、別の友人が「そしたらエリコスでいいんじゃない?」となりまして(笑)
それでこの感じでユニット感を出していこうということになりました。
ーずっとユニットでいかれるんですか?
エリコスさん
いやどんどん増やしたいです。
もともとの目標に『アイウェア業界のなかに女性をもっともっと増やしたい!』という思いがあるんです。
『女性にメガネやサングラスをもっと楽しんでもらいたい』『そのためには女性がアイウェアを買いもとめやすい環境やシチュエーションが必要』だと考えています。
そしてその目標実現のスタートとして”CAKERU CAKERU”というブランドがあるんです!
ーこれは目標や夢の一部なんですね!
スミスさん・エリコスさん
いえ違います!これは冒険の一部なんです!(笑)
ー冒険!?
エリコスさん
CAKERU CAKERUはブランド名で、実は会社名が別であるんです(笑)
その会社名を『株式会社 スミスとエリコスの大冒険』といいます。
この二人の大冒険のスタートとしてCAKERU CAKERUというブランドがあるんです。
スミスさん
この会社名は一度聞くとなかなか忘れられないので評判はいいです。
ただ銀行などで会社名を呼ばれる時恥ずかしいので、カウンターのすぐ前に座って社名を全部言われる前に係の人のところに行きます(笑)
エリコスさん
もともと、メガネが好きでアイウェア業界に入って来る女性が少ないなと感じていました。
「もっともっとアイウェアが好きな女性が増えて、その女性たちがアイウェア業界に入って来てくれたらうれしいな」
という思いでやってます。
その目標を実現するために、まずCAKERU CAKERUのコンセプトの中に『二面性、多面性』というワードを組み込んでいます。
この多面性を打ち出すことで、最初はメガネ以外のものに興味を持った方でも、結果的にメガネに興味を持ってもらえるような仕組みづくりというのを考えています。
二面性を併せ持つメガネ拭き”fukeru”。Aの部分がメガネ拭きでBの部分と裏面がハンカチとして使用可能。
ー1つのアイテムに多面的に使える要素をつくっておいて、いろんな切り口から使用しながら結果的にメガネに興味を持ってもらえるようなものってことですか?
スミスさん
そうですね。
それと女性が持つメガネに対する苦手意識を払拭したい思いもあります。
エリコスさん
女性って外出の支度にものすごく気を遣うんですよ。
例えば、強度近視でメガネのレンズがすごく分厚い方は、ほとんどコンタクトレンズを使用していると思います。そのコンタクトレンズさえ使用できないってなった時に外出することさえ億劫になることがあるんです。
女性たちが、少しでも明るい気持ちになって背中を押せるようなものをつくりたいっていうのが根底にありますね。
ーメガネ、というより、女性への配慮に満ちてますね。
エリコスさん
ほんとにただ「ブランドが売れればいい」みたいな考えではやっていないですね。
スミスさん
そうそう、この思いがないと、もともとこの活動自体やっていないと思います。
ーちなみに現時点でどれくらいアイテム数はあるのですか?
エリコスさん
カテゴリは7つくらいあります。
7カテゴリーでアイテム数としては50アイテムくらいですね。
”kakeru”ーお気に入りのジュエリーにアイウェアが掛けられたらどんなに便利だろう。という思いから生まれたジュエリー。 テーマは月。ヘッドとチェーンでオリジナルの組み合わせを作り上げられる
”fukeru” 普段持ち歩けるハンカチでメガネが 拭くことができたら。という思いから生まれたメガネ拭き。メガネ拭きとハンカチの2WAY仕様
”kaoru”ーアイウェアから心地よい香りが漂ったらどんなに素敵だろうという思いからつくられたメガネ拭き兼サシェ(香り袋)。香りや柄も好みのものをセレクトできる
”yomeru” ー読書中など、文字を拡大したいときお気に入りのルーペがあったらいいな。という思いで生れた。ネックレス代わりに使える可愛らしい色づかいが魅力。プレゼントにも
”ireru”ーシーンによって使い分けられたらという思いでつくられたビニール素材の外ケースとマイクロファイバー生地のインナーソフトケースのセット。小さめクラッチバッグ感覚で楽しめる
”moteru” ー専用アイウェアケースを装着でき る、女性目線のアイデアを生かしたユニセックスで使えるトートバッグ。マツケリ社のヴィンテージ生地でできたボタンがアクセント
”hakeru”ーメガネケースを装着できるハンドメイドブーツ。別々でも利用も◎。シックなルックスとはき心地にもこだわった作りが自慢
ーネーミングがユニークですね。
エリコスさん
”アイウェアをfukeru(拭ける)”や”アイウェアをireru(入れる)”などアイウェアが目的語になるようネーミングしてます。
スミスさん
憶えてもらいやすく分かりやすく、クスっと笑ってもらえる名前がいいかなって思います。
ーfukeruというメガネ拭きアイテムのなかに”沖縄シリーズ”がありますが、ご縁があるんですか?
エリコスさん
じつは創業と関係がありまして。
沖縄に『たそかれ珈琲』という珈琲店があるんですが、創業前に私が沖縄によく行っていて、通っていたんです。
そのたそかれ珈琲さんが「壁を展示スペースとして無料で貸してあげる」と声をかけてくださって、店主に相談して2016年の6月で先に予約しちゃったんです。
それから二人で相談して準備期間も含めて2016年の3月21日に創業という事になったんです。そのあと毎年沖縄で展示をしていますね。
ーすごい実行力ですね。今後も続けられますか?
スミスさん
はい。続けていく予定です。
あとはやっぱり沖縄が大好きなので、沖縄にちなんだものをアイテムとしてどんどん作りたいなと思ってます。
旅もすきなので今後はさまざまな地域の特産・特色にちなんだ商品が作りたいなーと思っています。
「沖縄の海と 空」をテーマに、宮古島の海と久米島の空を撮影したものからデザインした珍しい三角形のメガネ拭き
とても仲が良く、モノづくりをすごく楽しんでいらっしゃるのが印象的なCAKERU CAKERUのお二人。
また、『女性にメガネをもっと好きになってほしい!!』という強い思いが言葉の端々に、にじみ出ていました。
商品は、他のアイウェアアクセサリーブランドにはないハイセンスで個性的なものばかり。
しかし、使う人を選ばない普遍性や女性らしいディティール、程よいリラックス感とユーモアに満ちていて、多くの女性の心にささるモノづくりをされていると感じました。
Made In Japanにこだわり、かなり高い品質を保持するため製作者もかなり厳選しているとのこと。
なかなか量産はむずかしいとのことでしたが、唯一無二感がCAKERU CAKERUの魅力のひとつです。
CAKERU CAKERUのアイウェアアクセサリーで、アイウェアを自分らしく楽しめると景色が違って見えるかも知れませんね。
アイウェアを楽しめるCAKERU CAKERUのホームページはこちら