大手チェーン店でメガネやサングラスを買うときに気をつけたいこと。手軽におしゃれなアイウェアに挑戦しよう

近年、一律プライスでメガネやサングラスを提供するチェーン店が増えましたね。プレーンでトレンドを押さえた、大手チェーン店のオリジナル商品は、アイウェアを取りいれたコーディネートを試したい人にぴったりです。今回は大手メガネチェーン店でメガネやサングラスを購入する際の注意点やコツについて解説します。

大手チェーン店で購入する際の注意点

自分に合うデザイン、型がない

大手のメガネチェーン店とひとくちにいっても、扱う商品はさまざまです。国内外からのセレクト品を扱う企業もあれば、独自のオリジナル商品のみを扱う企業、セレクト品とオリジナル品の取り扱いが半々といった企業もあります。

なかでも、オリジナルブランドのみを扱うチェーン店では、価格が割安な分、フレームの型やレンズの種類のセレクトが限られていることがあります。フレームもレンズも調整可能な部分があるものの、おしゃれなだけでなく自分にしっくりくる一品を持ちたい、普段使いしても疲れないものが欲しい、という時には多少無理が出てくるかもしれません。

満足なサービスや接客が受けられない可能性も

格安のメガネチェーン店では、フィッテイングや調整を機械任せなケースも少なくありません。またお店が混んでくると満足いく接客や検眼を受けられなかったという経験を持つ人もいるようです。

いまやメガネやサングラスは、おしゃれアイテムのひとつですが、基本的には目を保護したり視力や視界を補助、矯正したりする医療器具です。不満を感じてしまうと、購入後もメガネがあっていないような不安にかられるかもしれません。

価格が予想とかけ離れている

大手のメガネのチェーン店はコストパフォーマンスに優れているように見えます。しかし、大きく打ち出しているのは手ごろな商品だけれど、実際には手ごろとはいえない商品を勧めるお店もあるようです。

メガネとも、購入したお店とも、できれば長く付き合いたいもの。お金の面で後味の悪い思いはしたくないですよね。

大手チェーン店でメガネを買う際のコツは？

購入の直前に眼科で処方箋を手に入れる

格安の大手チェーン店でも視力検査や屈折検査は受けられますが、先述したとおり、測定を機械や検査に不慣れなスタッフが行うことも考えられます。メガネやサングラスで度付きのものを購入する場合には、あらかじめ眼科でメガネの処方箋を手に入れておくとよいでしょう。

眼科医が特定のメガネ店での購入を指定する場合もありますが、基本的にはどこのメガネ店でも処方箋に応じたレンズの作成が可能です。視力など、目の状態は一定の期間で変わることもあります。処方箋を得意とする眼科で、メガネの購入直前に作成するのが良いでしょう。

万が一、眼科で処方されたレンズの度数や屈折が合わないという場合にも丁寧に対応してくれるお店や店員さんであれば、格安の大手チェーン店でも良心的なお店、といえます。

自分の希望をしっかり伝えて接客を受ける

まず、お店や店員のペースに巻き込まれないように、自分は何が欲しいのか、どういった問題を解消したいのか、頭の中で思い描くこと、伝えることが大切です。まだどこのお店で、どういったタイプのものを買うか定まっていないときにも、はっきり意思表示できると試着や商品の紹介を受けやすくなるでしょう。

また、店員は数多くのアイウェアやメガネをかけた顔を目にしています。その経験に基づいた意見も持っているはずです。希望と異なる商品を勧められたくない、と接客やアドバイスを一切聞き入れない、といった態度では有益な情報やサービスを手にできない可能性も。

自分の希望を持ちつつ、相手の話もしっかり聞くことが、満足いくアイウェアを手にする近道かもしれませんね。

ポイントを押さえて大手チェーン店でも満足のいく買い物を

大手メガネチェーン店では、トレンドを押さえたおしゃれなメガネ、反対に自己主張の少ないプレーンなメガネを手軽に、比較的安価で購入することができます。

アイウェアのおしゃれに挑戦したいという人やファッションにあわせてメガネも変えたい、という人にはおすすめである一方、デザインやサイズに幅がなかったり、満足な掛け心地やサービスを求められなかったり、といったこともあるかもしれません。

メガネを買う前に、まず、どんなタイプが欲しいのか、どのくらいの頻度で、どういったときに使うものなのかを自分の中でイメージしましょう。さらに事前に眼科で処方箋を受けたり、認定眼鏡士のいるお店を探したり、価格帯や各チェーン店の商品を比較したりすると納得いく素敵な買い物ができそうですね。